円
ある本に「部長と課長の仕事(役割)は全く違う」みたいなことが書いてありました。
「昇進において部長は、課長までの道のりの延長線上にない」だそうです。
(知らんかった。出来の良い人がエスカレーター式で昇っていくものかと思ってた。おそらくこの本の話は割と規模の大きな会社の話だと思います。)
「田中君も課長職が長いからそろそろ部長職に昇進をさせよう」みたいな感じで部長職に就かせると、会社が大変なことになるとかならないとか。(田中君って誰?)
そもそも部長と課長とでは役割やマインドセットが全く異なるからだそうです。
(ほほー、マインドセットね。)
なんてことを書いてみましたが、うちには部長どころか課長もいません。(もちろん係長もね。笑)
ただこの記事を読んで「会社の中のそれぞれの役割ってなんだろう?」ということを考えたわけです。
ちょっと図形でお話します。(ややこしくなったらゴメンなさい)
まず、私の仕事の範囲を大きい丸い円で表します。
私の仕事の範囲とは有限会社コアカンパニーのすべての業務(主に決済権が必要なもの)になると思います。
その大きい丸い円の中に、五郎一の円、ポニー食堂の円、経理の円があります。
五郎一の円というのが五郎一の店長の仕事の範囲になると思います。
(わかりやすくザックリと話すとね)
もちろんポニー食堂や経理の円も同じことです。
また五郎一やポニー食堂の円の中には社員の円があり、アルバイトの円があり、といった感じでいろんな円の集まりでひとつのお店が形成されています。
そこで私が思ったことは、例えばの話、私がポニー食堂の社員に何か伝える時に、その社員の円の大きさで伝えられているか、ということです。
自分の円の大きさ(でっかい円)のまま社員に伝えても上手く伝わらないんじゃないかって思ったわけです。
店長とアルバイトの関係も同じですね。
そのポジションの立場になって伝えるっていうことが大切なのかなーって思いました。
あともう一つ。
私の仕事は私の円を大きくするということ。
そして各店長の仕事はそれぞれの円を大きくするということ。
それぞれが自分の円の大きさ(種類)を把握し、その円を大きくする為の課題を見つけ取り組むことで、とても素敵な会社になるんだろうなと思います。
ここでいう「円」って別に売上や利益など数字のことだけではないと思います。
それぞれのポジションでの円。
料理のスキルや、接客応対、ドリンクのスピードなど、あとは働きやすさや人間関係などのいろいろな円。
みんなで円を大きくしましょうね。
(円ってお金みたい。笑)
上手くうちのスタッフに伝わったかな。
今日はちょっとフワフワしたお話でした。
以上でーす!